- 「一瞬のきらめき まぼろしの薩摩切子」展
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江戸時代後期、日本にも虹色に輝くガラスが登場しました。江戸切子や薩摩切子と呼ばれるカットガラスです。とりわけ鹿児島・薩摩藩が力を尽くして生み出した薩摩切子は、多様な色彩と豊富な文様とのハーモニーが最大の魅力です。
薩摩のガラス産業は弘化3年(1846)に始まりますが、文久3年(1863)、薩英戦争でガラス工場が破壊されると、その製造は衰退の一途をたどります。幕末の十数年の間に一気に興隆し、明治初期には制作されなくなり、はかない運命を遂げた薩摩切子。その成り立ちから終焉までを約160件の作品で一挙公開します。西洋への憧れと日本的な美意識とが融合した、独自の美の世界をお楽しみください。■主催:サントリー美術館/日本経済新聞社/テレビ東京
■観覧料:有料 ※ただし中学生以下は無料。
(観覧料はこちら)
(※夜間ペア割:18時以降入館の方に限り一般2000円、大学・高校生1400円、※3/28(土)に限り半券提示で再入館可)
薩摩切子 紅色被皿 19世紀中頃
※写真はサントリー美術館蔵
- 薩摩切子展スライドレクチャー
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薩摩切子展の担当学芸員による、スライドレクチャー。展覧会の見所、魅力、そして、薩摩切子のすべてを紹介します。
■日時:3月28日(土)20:00~20:30
■場所:6F ホール
薩摩切子 藍色被栓付瓶 19世紀中頃
※コーニング・ガラス美術館蔵
The Corning Museum of Glass, Gift of Asahi Glass Company
- 川井郁子スペシャルミニライブ
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テレビやラジオなど多方面で活躍中のヴァイオリニスト川井郁子さんを迎えてのスペシャルミニライブ。ダイヤモンドのような輝きの薩摩切子とともに、ガラスのヴァイオリン(玻璃王バイオリン)の華麗な演奏も披露します。
※演奏終了後、桜スパークリングをサービスいたします(なくなり次第終了)■日時:3月28日(土)21:30~22:00
■場所:3F 展示室 吹き抜けスペース
■出演:川井郁子(ヴァイオリン)
■共演:朝川朋之(ハープ)- 川井郁子
- 東京芸術大学卒業、同大学院修了。大阪芸術大学(芸術学部)教授。国内外の主要オーケストラを始め、ポップスアーティストやバレエ・ダンサー、プロスケーターなど、ジャンルを超えて共演。TVやCM、映画、舞台音楽の楽曲提供も手がける他、現在放送中の『川井郁子ハートストリングス』のラジオパーソナリティーやテレビ番組『ミューズの晩餐』での司会と演奏を務める。2008年NYカーネギーホール公演を行い大成功を収めた。
川井郁子オフィシャルHP http://www.ikukokawai.com
「shop×cafe」
ショップとカフェが連動し、鑑賞の余韻を楽しみながらくつろげる空間です。ショップは「JAPANモダン〜暮らしを潤す優雅な品々〜」をコンセプトに展開。カフェは、金沢の加賀麩の老舗「不室屋(ふむろや)」が運営します。3月28日(土)は23:00まで営業いたします。〈L.O.22:30〉
3/28(土)18時~23時に、shopでお買い物をされた方にはもれなく薩摩切子のポスターカードをお一人様一枚プレゼント(このガイドをご持参の方)。
cafeにてドリンクを注文された方はドリンク料金を5%OFF。
<3/28(土)の営業時間>
shop 10:00~23:00
cafe(不室屋)10:00~23:00 (22:30 L.O.)