I08
《色の波の絵巻》 石田尚志
《色の波の絵巻》2010年、ビデオ、ⓒTakashi Ishida
- [日時]
- 4/25 18：22 ～ 4/26 4：56
- [場所]
- あじさいパーキング
- [参加料]
-
無料
奔放にたわむれ、生成し続ける、めくるめく色のうねり。「ドローイング・アニメーション」の手法を駆使した石田尚志の映像制作を代表する、《絵巻》シリーズの一作である。8mを超える長尺の紙の上に線を少し描いては、定点カメラでひとコマ撮影する、という作業を延々と繰り返すことで、線と色が増殖する映像が生み出される。
石田が描画する際の視点と同じ位置にカメラを設置し、斜めに見下ろすアングルで撮影することで、平面上の描画に奥行き感を付与。それによって、鮮やかな色の波が斜面を滑り落ちながら見るものに迫ってくるダイナミックなヴィジョンが現出している。
主催：横浜美術館（公益財団法人横浜市芸術文化振興財団）
石田が描画する際の視点と同じ位置にカメラを設置し、斜めに見下ろすアングルで撮影することで、平面上の描画に奥行き感を付与。それによって、鮮やかな色の波が斜面を滑り落ちながら見るものに迫ってくるダイナミックなヴィジョンが現出している。
主催：横浜美術館（公益財団法人横浜市芸術文化振興財団）
アーティスト情報
石田尚志
画家／映像作家。1972年東京生まれ。1990年から本格的な絵画制作、92年頃から映像制作を始める。自身の描いた線をコマ単位で撮影する「ドローイング・アニメーション」の手法を駆使して、「《動く絵（ムーヴィング・ピクチャー》」の制作を続けている。東京都写真美術館（2009年）、台北市立美術館（2009年）、東京都現代美術館（2012）、モスクワ市近代美術館（2012年）など国内外で展示を行うほか、トロント、ロッテルダム、バンクーバーなどの国際映画祭へ参加。パフォーマンスや他分野とのコラボレーションなど、ジャンルを横断した活動も行う。2015年3月28日～5月31日まで横浜美術館にて初の大規模個展「石田尚志 渦まく光」を開催。