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B03

《future past perfect pt.03》 カールステン・ニコライ

Courtesy:the Artist, Galerie EIGEN + ART Leipzig/Berlin, The Pace Gallery and VG Bild-Kunst, Bonn

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[日時]
4/25 10:00 ~ 4/26 18:00
[場所]
ウエストウォーク
[参加料]
無料
「Future past perfect」シリーズの一環として2009年に最初に発表された短編映像作品。日本では良く見られる自動販売機のオートメーションのプロセスや、自身のレコードalva noto. Unitext(2008年)で採用しているコードやグリットに対する関心に触発された。実際は2006年に立ち上げられたシリーズだが、概念的にはそれぞれ独自の映像としてニコライが各制作年に持っていた関心に焦点を充てつつ、既存映像作品の結果を反映したものとして制作されている。第三部の本作では、静かな秋の東京の夜にひとりの男が車をとめ、自動販売機で飲料を買うためにコインを投入するが、突然、機械が不可思議なパフォーマンスを始める。 出演:嶋田久作、サウンド:アルヴァ・ノト、音声:アン=ジェイムス・シャトン、ディレクター:カールステン・ニコライ、第二ディレクター:サイモン・メイヤー、音楽:alva noto . unitxt u_08-1, taken from alva noto - unitxt (raster-noton 2008)、3分43秒。

アーティスト情報

カールステン・ニコライ

1965年、旧東ドイツのカール=マルクス=シュタット県に生まれる。現代アーティストとしての活動の傍ら、アルヴァ・ノトの名前で電子音楽の分野でも国際的に活動。日本での活動歴も長く、坂本龍一、池田亮司とのコラボレーションでも知られている。「ドクメンタ10」(1997年)、「第49回、50回ヴェネチア・ビエンナーレ」(1999年、2001年)、「越後妻有アートトリエンナーレ」(2003年、2012年)、「第4回ヨコハマ・トリエンナーレ」(2011年)などの国際展に参加しているほか、欧米各地で大規模な展覧会を開催している。2014年、文化庁メディア芸術祭アート部門大賞受賞。